こためも。

嬉しいこと、悲しいこと、うまくいかないこと、ちょっぴり達成感を得られたこと、そんなことをゆるっと書き連ねていたり、カレーへの愛を語ったりしています

【UAnd】新人営業ガール

 

UAnd(ユー・アンド)。

 

私が大学を卒業して入社した総合商社。

 

そして、配属されたのはアンドロイド販売店舗だった。

 

 

 

2038年。

 

ついに家庭用人型アンドロイドが発売された年。

 

最初の買い切り型アンドロイドこそ富裕層の持ち物だったが、2043年には購入しやすいよう本体代はローンを組んだ上で機能に対して月々料金を払う契約型アンドロイドが登場し、爆発的に普及率が高まった。

 

買い切り型アンドロイドの頃は宝石店のような店舗の造りだったがそれも一転、誰でも入りやすいようカフェや家庭を模した店舗が増えることとなる。

 

 

 

 

 

今日は入社から3ヶ月が経ち、ついに正規登用となって初めての出勤日。

 

いつもと同じように早めに出勤し店舗の機材を一通り立ち上げて先輩の出社を待つ。

 

店舗はフロアとラボとバック、休憩スペースの4つからなる。

 

フロアは実機展示やお客様との契約をするテーブルが置いてある。一番広いスペースだ。

 

ラボは故障してしまったアンドロイドを修理するスペース。店舗の様子を見つつもお客様からは見えないようマジックミラーになっている。私のように資格未取得の新人はまだ立ち入りすら許可されていない。大きな機械が所狭しと並んでいる。

 

バックは本社からの連絡や営業進捗管理をするためのパソコン、備品、様々な資料などが雑多に積み上げられている。

 

そして休憩スペースは、もちろん一番狭い。個人ロッカーと小さな机、そして先輩の私物である寝袋が転がっている。

 

私はラボに入るための資格を未取得なため、ひたすらフロアでできることを探して働いている。

 

契約に使うパソコンを立ち上げ、フロアをモップで掃除する。

 

プリンターの紙が切れていないか、シュレッダーが正常に動作するか。

 

パソコンの情報表示がきちんと最新版になっているか。

 

アンドロイドの不具合情報が上がっていないか。

 

お客様の予約した商品で到着遅れになりそうなものはないか。

 

本日予約をされているお客様の手続き内容を確認し、バックのホワイトボードに書き写す。

 

ご指名が立て続きになっているスタッフがいればみんなで協力して優先的に休憩時間を作ってあげなければならない。

 

「ミナガワ、今日はひとりで手続き入ってみろよ」

 

「ひっ!ショウタ先輩、いつの間に出勤されてたんですか!」

 

突然の声に驚いて振り向くと、2年上の先輩が不敵な笑みで立っていた。

 

「ミナガワがホワイトボードに俺の名前書いてるときに来た」

 

「ショウタ先輩はご予約多いから書くの大変です」

 

予約ボードにはお客様のお名前、要件、指名スタッフの名前を書く。

今日の予約は5件で、そのうち3件がショウタ先輩宛てだ。

期待通り褒められたからか、いたずらににやにやしていたショウタ先輩の顔が少し気恥ずかしそうになる。

 

「朝の準備も毎日ここまでがんばってくれてるし、日中も仕事がんばってるし。今日の朝イチのご予約の方の手続き、ひとりでしてみるといいよ」

 

「えぇ、私にできますでしょうか……」

 

「いけそうだから言ってるんだよ。朝イチのご予約は機体変更。手続きに必要なものは?」

 

「期限内でICチップが有効な個人ナンバーカード、UAnd規定に基づくクレジットカード、現在ご利用中の機体の3点セットです!」

 

「うん。手続きの手順は?」

 

「個人ナンバーカードの精密スキャンで本人確認、契約審査と並行して現在の機体の状況チェック、次機体へのご希望ヒアリング、プラン決定と手続き、手続き内容確認、ご署名を頂いてあとは新機体のセットアップです!」

 

「よし、一緒に準備しよう!」

 

 

ここから私の生活は、仕事を中心に一気に回り始める。

 

 

 

***

すごい文面荒くて精査できないけどとりあえず書く。あげる。

週に1つは。がんばります。

 

あとあんまり工学系詳しくないので面白そうな知識とかあれば教えてくださいね。

ぼくの力量と興味が追いつくかぎり取り入れさせていただきます。